summer time

邦題が「旅情」、原題が「summer time 」という古い映画がある。イタリアのベニスが舞台のひと夏の恋の映画。

主人公はハイミスの米国人タイピスト。どういう理由かはわからないが独身。真面目に仕事をしてきた恋には不馴れな女性。自分にご褒美をあげるがごとく、ベニスのツアーに参加する。そこはイタリア。アモーレの国。あっちでもこっちでもカップルだらけ。一人で参加し、行動することで孤独が深まっていく。

そんな時に出会ってしまったイタリア男。甘いハンサム、ロッサノ・ブラッツィ。これぞイタリア男。典型的なイタリア男に優しくされて、最初は戸惑う堅物の米国ハイミス女性。旅の途中という非日常も手伝って、イタリア男に恋をし、デートを重ねていくうちに、どんどん女性としての可愛らしさが開花していく。その変化を見ていると、自分も可愛くなっていくような気がしてうれしくなるのだ。

途中、クチナシの花が重要な小道具として登場する。その花が二人の恋の行方を暗示してしまうのだ。夏になると観たくなる切ない映画。

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夏目前

学生時代の夏は、部活とか合宿でしんどかった。夏が終わるとヤレヤレだった。高校卒業後の18才の夏は、スポーツから解放された初めての夏。すぐに青春ドラマのような夏が訪れるはずもなく、何となくバイトしてた。梅田の地下街でバイトしていて、地下街の福引きの鐘の音や、バイトの休憩時間のおしゃべりや、ざわめく空気などを懐かしく覚えてる。

野外の夏フェスにも毎年のように行った。暑い中、何時間も並んで、炎天下の中、お目当てのライブを楽しんだ。そこで知らないミュージシャンをたくさん知った。

私のギターヒーローの一人であるCharと石田長生さんのユニットのBAHOが好きだった。ある夏のフェスで石田長生さんの「ボートクラブロード」を聞いて、何か天国みたいな曲だなぁと思った。最近、石田さんが他界されていることを知った。もうBAHOは観れないんだなと思ったが、大阪人らしい陽気なイッシャンを思い出すと湿っぽい気持ちにならないのが不思議だ。

イッシャンの相棒のCharの曲、「All  around me」を今日の脳内BGMにしよう。 今年の夏はパラダイスに行けるかな。行けますように。

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ややこし村

昨日ミスをしてYさんと一緒に謝りに行った。Yさん曰く「どど彦さんは、やややこし村の住人の管理人なんです。ほのぼの村やチロリン村もあるのに、何故か選んだようにややこし村の人が集まってしまうんです。次回は、ほのぼの村でお願いします。」。『ほのぼの村でお願いします。』と言って帰って来た。

今朝Yさんが私に「来たで。ほのぼの村が。」『え~っ。ほんまにほのぼの村?』「今度はほんまにほのぼの村。今日2時から一緒に行こう。ほのぼの村って確認したらすぐ帰るから。」。一緒に出かけて挨拶。「あとはどど彦さんに任せるわ。ほな失礼しますぅ。」とYさんは帰って行った。それから1時間半、質問責めにあい、口頭試問のようだった。やっぱりややこし村だった。もうふらふら。会社に戻り、Yさんに文句を言おうと思ったが、Yさんは直帰していた。

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街の中で

あっち行ったりこっち行ったり。1日中移動してる。長い信号待ちなら、書類を出して記入したり、ビルの壁でハンコに押したり。街中全部が仕事場所になってる。街には音楽がたくさん流れてて意外なところで忘れていた歌を聞くことがある。音や匂いは記憶と結び付いている。一瞬のうちに懐かしい景色の中に連れて行ってくれる。毎日テレポーテーションしてる。

昨日は暑かった。お客さんの所へ行き、座って待っている間、壁にかかったスピーカーから小さくピアノの音が聞こえた。何だかとても温かくて懐かしい気持ちになった。聞いたことある。長いピアノイントロが終り歌声が聞こえた。知ってる。ビリー・ジョエルだ。「ニューヨーク・ステイト・オブ・マインド」だ。行ったことないけどこの人の歌を聞くとニューヨークの街が見える。行った気になる。素晴らしい歌。すごい。

そんな風に仕事の一瞬を楽しんでいる。「今、どこかに(魂が)行ってましたね。」と言われることがある。ばれてる。

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RC

サクセションがロックバンド編成になってからの曲で特に好きな曲は「ジョニー・ブルー」 「Oh !Baby 」  「君が僕を知ってる」 「ラプソディー」 「スローバラード」 「ハイウェイのお月様」。忌野清志郎は詩人なんだなと改めて思う。そんな事をぼんやり考えている夜。

今日はYさんに対してマジ切れしてしまった。Yさんは頭が痛くなってきたと言って帰った。

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コインロッカー・ベイビーズ

兄が「限りなく透明に近いブルー」を持っており、読むように薦めてくれた。何だかよくわからなかった。ずいぶん経って友人に「コインロッカー・ベイビーズ」を薦められて読んだ。もう一気に読んだ。文章のリズムとスピード感。急がなきゃ。こんなことしてられない。早く行かなきゃ。そんな風にたまらない焦燥感を感じた覚えがある。

「自分が何がほしいかわからない者は、それを手に入れることはできない」という言葉を今も座右の銘のようにしている。いつも自分に問う。「それは自分が本当にほしいものなのか?」って。それを見つけなきゃって。

常に毎日でも食べたい、お好み焼き&たこ焼きのセット。むちゃくちゃ美味しい。

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夏にデートするなら

夏祭り。浴衣を着て。人混みではぐれないように手をつないで。慣れない下駄で、足が痛くて時々休憩。屋台でたこ焼きを買って食べながら花火を見る。

淡路島に海水浴。民宿に泊って花火をする。船で帰ってくる。後日、カフェで写真見ながら思い出話。

お弁当持ってハイキング。景色のいいところでお弁当食べて帰ってくる。

映画館。涼しいから。1本目は「変態仮面2アブノーマルクライシス」みたいな爆笑できるものを。ランチを挟んで午後からは、感動的な作品を。

ディナーはちょっとだけお酒を。ふだん話さないようなことを話したり。最後にスイーツ。私と映画や芝居を観ると、とっても楽しいはず。

遊園地。ジェットコースターは嫌い。お化け屋敷でキャーキャー言いながらくっついて歩く。

中島健人さんのサマーパラダイス2016に行く。去年の夏の年下彼氏とのデート(ソロコンサート)はほんとに楽しかった。今年も行けたらいいな。

私のデートプランは昭和感丸出し。今の若者ってどんなデートするのかな。

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6月4日の景色

  • 今日も仕事した。9時30分に新規のお客さんと会った。他社で上手くいかなかったお客さんなので、じっくり話を聞いた。頭が良くて予期不安が強く、何かする前から考え過ぎてエネルギーを失っているように見える。その中でも、何を一番心配しているのか感じるようにしていた。多分、コレ。って感じるものがあったので、緩く球を投げてみた。多分、ヒット。必要資料を集めて、次回持って行く約束をした。薔薇の花のボールペンを胸ポケットに入れて、さっと取り出して文字を書くとびっくりされる。そこから会話がしやすくなるし、覚えてもらえる。ちょっとしたイリュージョン。

午後から、あちこち回って資料を集めた。資料もらう時に、担当者にいろんな話を聞いた。自分で足を運んで見て聞いて感じた物しか信じないようにしている。生きた情報を提供できるようにしている。時々ダメな社会人だけど、時々頑張ってます。

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6月2日の景色

一年中、今日のような日が続けばいいのにと思う。日差しも、風もベストな日。仕事中に「今日はほんとに気持ちいい日。一年中今日みたいな日だったらいいのに。」ってつぶやいたら「ほんとにそうですよね。」って返事が返ってきて驚いた。社交辞令や合いづちじゃない言葉だったから。4年前もこんな日だった。3年前も、2年前も、去年も。

ミーちゃんが去った日。ピンクの花を摘みに行って、たくさん敷き詰めた。ミーちゃんは猫だけど人間みたいだった。私の気持ちを読んだし、言葉が判った。いつも私が見える場所にいて私のこと見てた。台所に立つと、隣の冷蔵庫の上に座って、私をじっと見てた。夜中に目を覚ますと香箱座りをして私のことじっと見てた。そして私のホッペをざりざりと舐めて、目を細くした。嫌なことがあるとミーちゃんに話した。じっと聞いていた。猫は自分勝手で冷たいと思われがちだが、違っていた。ベタベタの甘々だった。雪の降る寒い日はミーちゃんと布団から出られずに、仕事休んだりするダメな社会人だった。それほど可愛かった。ミーちゃんがいると思うと、帰るのが嬉しかった。

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